フィットネスクラブを選ぶ際に店舗数ランキングはあまり参考にならない?

2018-07-25

フィットネスクラブに通うことを考えていて、どのクラブがよいのか選ぶ際に、店舗数はあまり参考になりません。なぜかというと、フィットネスに関しては「店舗数が多い=誰にでもお薦めの施設、環境ではない」からです。

たとえば、現在日本で数多くの店舗を展開している「カーブス」は、女性専用のフィットネスクラブで、男性は利用することができません。フィットネスクラブを選ぶ時に考慮すべき点は、別にあるのです。

フィットネスクラブの様々な営業スタイルとは

日本には現在、様々なフィットネスクラブが存在しています。それらのクラブには独自のフィットネス理論があり、他のフィットネスクラブとの差別化を図っています。全国的に展開し、知名度で他を圧倒しているフィットネスクラブから、地域密着を掲げて地道に営業しているフィットネスクラブまで、色々な選択肢があるのです。

そういったフィットネスクラブの営業方針をネットで調べるだけではなく、現地まで足を運んで確認をすることが大事です。なぜなら、現場で実際に確かめなければ、分からないことがあるからです。たとえば、同じ名前のフィットネスクラブでも、立地やオーナーによって営業方針に違いがあったりします。

大きな街の駅前にあるフィットネスクラブの場合、利用料金が少々高くなる傾向がありますし、地域との共存を考えるオーナーの場合は、利用しやすい料金設定にすることもあるのです。なぜ同じ名前のフィットネスクラブでも違いが出るかというと、フランチャイズで営業をしているクラブがあるからです。

そのため、自分が行きたいと考えているフィットネスクラブがあるのなら、実際に出向いてコースや利用料金を確認することが必要不可欠なのです。

2010年代後半のフィットネスクラブの動向とは

2010年代後半のフィットネスクラブの動向は、シニア世代を中心にして展開をしていると言っても過言ではありません。メタボリックシンドロームが騒がれだした当初は、40代、50代の男性がフィットネスクラブに通っていました。

しかし最近は、60代以上の世代が多くなってきているのです。ある調査では、フィットネスクラブ利用者の中で60歳以上の人が占める割合が、30%を超えてさらに増え続けていると報告しています。逆に20歳以下の人の割合は減少傾向にあります。

そのためフィットネス業界では、シニア世代をターゲットにしたサービスを中心に、展開をしている状況なのです。しかし、団塊の世代をメインターゲットにしている現状が、いつまでも続くわけではありません。やはり若い世代も取り込まないと、フィットネスクラブは先が見えなくなるのです。

そこで最近は、若い世代向けのコースやイベントにも力を入れ始めています。たとえば、VR(ヴァーチャルリアリティ)を取り入れたプログラムが導入され、人気になってきています。これからのフィットネスクラブは、こういった新しい取り組みと共に、既存の利用客も離さないという、ふたつの命題をクリアしていかなければなりません。

具体的にはどんなフィットネスクラブがあるの?

かつて、フィットネスクラブの利用者は40代、50代の男性が中心でしたが、現在は女性の利用客が増えています。また、女性には特にヨガが人気なので、ヨガのイベントを開催するフィットネスクラブが現れてきています。

さらに、他のフィットネスクラブとの差別化を図るため、ターゲットを極端に絞り込み、独自の路線を突き進むフィットネスクラブも出てきました。どちらにせよ、時代に合わせて変化をしていかなければ、競争が激しくなっているフィットネス業界を生き残ることは難しいと言えるでしょう。

健康ブームの後押しを受けて成長を続けるフィットネスクラブ業界は、年間4,000億円規模の市場になっています。施設の数も増え続け、全国で5,000軒ほどになっており、参入する企業も増加をしています。全体の売り上げの半分を上位の5社が独占をしているので、その上位5社について、具体的に細かくご紹介していきましょう。

コナミスポーツクラブ

日本最大のフィットネスクラブであるコナミスポーツクラブは、業界全体の16%の売り上げを誇っています。全国的に展開をしていて、施設や設備も十分です。全国の施設を使用することが可能なコースがあるので、出張先にあるクラブに出向いてトレーニングをしたい場合に便利です。

規模が大きいだけあって様々な人が利用をしているので、フィットネスクラブの入門者には最適なクラブのひとつだと言えるでしょう。また、コナミスポーツクラブは利用コースが細かく設定されているので、現地で詳しい説明を受けるようにしましょう。

セントラルスポーツ

かつて、スイミングスクールとして一世を風靡したセントラルスポーツですが、現在は総合的なスポーツクラブになっています。フィットネスクラブ全体の売り上げのうち、12%ほどを占めているフィットネスクラブ大手でもあります。

スイミングスクール時代の特徴を活かし、施設には必ずプールが含まれていて、スイミングに関するレベルの高いスポーツクラブとして人気となっています。また、マリンスポーツの教室やイベントも、積極的に開催をしています。

ルネサンス

フィットネスクラブ業界全体の売り上げのうち、10%を占めるのがルネサンスです。全国展開をしているブランドとして、スポーツクラブの他にも「スポーツクラブ&スパ ルネサンス」やテニススクール、スイミングクラブなどを運営しています。

また、独自路線として、女性専用ヨガスタジオの「Demi RENEISSANCE」も展開をしていますし、最近では、「暗闇working」や武道とフィットネスを融合させた「adidas SINDOU」など、ユニークなコースを設け、人気になっています。

気軽に!楽しく!効果的に!を謳い文句にしているだけのことはありますね。

フィットネスクラブスタッフの平均年収とは

ティップネス

ティップネスは、フィットネスクラブ全体の売り上げのうち、8%を占めています。サントリーの子会社としてスタートした「ティップネス」と、丸紅の子会社だった「レヴァン」が合併し、現在は日テレのグループ会社になっています。

24時間営業の「FASTGYM24」や、子供向けの「ティップネス・キッズ」、コンディショニングに特化したプログラムなど、新しい取り組み方を導入し、フィットネスをサポートしてくれています。3種類の会員のうち、複数店舗を利用可能なエリア会員を選択し、休日や仕事帰りなどいろいろな時間に利用するのもよいでしょう。

コシダカホールディングス

コシダカホールディングスは、フィットネスクラブ全体の売り上げのうち、5%ほどを占めています。この会社は「カラオケ まねきねこ」を運営していることで有名ですが、フィットネスクラブとしては女性専用のフィットネスチェーン、「カーブス」が話題になっています。

1回30分という短い時間のフィットネスが特徴で、40代から60代の女性に人気です。一極集中の強みを活かして、ぐんぐん売り上げを伸ばしています。